またしても久し振りの更新です。
私、宮城県に行ってきました。
石巻から南三陸町の沿岸部を走り内陸を通って石巻の市街地に戻るルートです。
今回の災害によって海岸線は甚大な被害を受けました。
皆さんがテレビで連日みる大津波の映像
後の瓦礫の山になった町
自らの目で見てきました。
しかし、今回実際に現地へ行き感じた事は、市街地の現状は全くと言って言いほどテレビには流されない事です
津波の余波によって建物の1階、及び2階が浸水してしまった地域は、津波で全壊した地域よりも多いはずです。
石巻では海岸から10kmの地域でも畳を外に干していました。
四日間、水が引かなかったそうです。
そういった地域では毎日、泥を家の外に出して、又、使えなくなった家具や電化製品もゴミとして家の外に出します。
従って、町中はゴミだらけで、公園などはゴミ置き場とされて利用されています。
そのような地域では、避難物資として食料よりも生活用品、例えば、畳の代わりになるものだったり、水に使って使えなくなった電化製品、カーテンなどの方が求められていました。掃除道具なども大変使われています。
いまだにテレビは津波の映像、原発の映像と悲惨さばかりが目立つ同じ用な映像を垂れ流していますが、市街地の市民生活の実状を少しでもいいので、広める努力をして頂きたい。
そうでないと、被災していない地域の人間に現実、現状が伝わらない
リアルが伝わらなければ、被災地の為に何かしてあげたい、物資を届けたいと思っても、どうしていいかわからない、被災者が欲しているものが手に入らないようになってしまうのではないかと思います
石巻市内のスーパーでは天然水が普通に売っています。
関東では水は品薄なのに
関東に水がないから東北にはもっとないと思う人が沢山いるでしょう
しかし、現実に東北にはあって関東にはありません。
関東から被災地に善意で水を送った人がいても喜ばれません
私は今日の報道、情報伝達手段が正しいのかと疑問に思います。